小嶋総本店
KOJIMASOUHONTEN
(山形)
安土桃山時代から続く、上杉家御用酒屋を承った酒蔵
小嶋総本店は、安土桃山時代の慶長2年(西暦1597年)、初代・小嶋彌左衛門が小嶋酒屋(当時)として現在の地に創業しました。
創業以来、四百有余年・23代の永きにわたり、一貫して日本酒の醸造を続けています。酒造りの歴史が長い山形県の中では3番目に古く、現在もなお「東光」「洌」の銘柄で人気を博しています。
創業より間もない慶長6年(西暦1601年)、上杉景勝公が米沢に入部されて以降は上杉家御用酒屋を承りました。江戸時代は飢餓で米不足となることも多く、その度に貴重な食糧であるお米を節約するため「禁酒令」が出されましたが、小嶋酒屋はそのような中でも酒造りを許されていた数少ない造り酒屋の一つであったと言われています。
最上川の源流に最も近い酒蔵であり、吾妻山から流れ出す雪解け水で仕込み、全量純米造りを行っています。