コレクション: 【制作中】トゥネッラ
現代イタリア白ワインの聖地「フリウリ」
土着品種の魅力を伝える
TUNELLA(トゥネッラ)
#01
フリウリの土着品種
白ワインの聖地「フリウリ」の土着品種
フリウリは、イタリア随一の白ワインの銘醸地として知られています。
フリウリの代表的な土着品種である「フリウラーノ」は、ハンガリーのトカイというワインにちなんで、2006年からトカイ・フリウラーノと名づけられました。
花のようなブーケと、ビターアーモンドの風味のフィニッシュが最大の特徴です。
もうひとつ、フリウリの象徴的な白ワイン品種に「リボッラ・ジャッラ」があります。特徴としては、ほどよい酸味、フルーティなアロマを持っています。
この2品種をブレンドしたトゥネッラのワイン「ビアンコセスト」は、ワイナリーのお気に入りです。
フリウラーノのミネラル感や花の香りと、リボッラ・ジャッラのフレッシュなフルーティーさが合わさった素晴らしい個性の白ワインです。
「高品質な黒ブドウ品種
黒ブドウは生産量がそこまで多くないものの、フルーティでわずかにハーブの香りがし、繊細なタンニンを持つレフォスコ・ダル・ペドゥンコロ・ロッソや、骨格と大胆なタンニンが特徴のピニョーロが代表的な土着品種です。
また、あまり知られていませんが、「スキオペッティーノ」という品種も、フリウリの偉大な赤ワインとして際立っています。
特徴として、繊細なスパイシーさとフルーティな香りで、全体的にエレガントな印象のワインです。
#02
フレッシュでボディのある白ワイン
トゥネッラの白ワインの醸造哲学は、エレガンスとフレッシュさを追求することです
白のヴィンテージワインの醸造は、各品種の特徴を引き立て、フレッシュでエレガント、ミネラル感のある白ワインになるよう、瓶詰めまで徹底的に温度管理されたスチールタンクで行われます。
ビアンコセストと白のクリュは、樹齢40年以上の単一畑から収穫されます。低温技法を用いて、短いマセラシオンを行うこともあります。マセラシオン(醸し)とは、果汁と一緒に果皮や種子を漬け込み、色素やタンニンを抽出することです。
こうすることにより、ボディのしっかりした飲みごたえのあるワインになります。
また、温度管理されたスラヴォニアの大樽で熟成させることにより、フレッシュさ、エレガントさ、心地よい飲みやすさを損なうことなく、より複雑な白ワインに仕上がります。
ペアリング
ステンレスタンクで醸造された白ワイン(ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨン、リッジャラなど)には、前菜、魚介や野菜を使ったスープ、フレッシュチーズ、卵などが相性のよいペアリングです。
マセラシオンを施した骨格のしっかりした白ワインは、チーズや生ハムといった風味の強い食材にも負けないので、気軽に美味しいペアリングがお試しいただけます。
白身のお肉などしっかりした食材、味付けも合います。
また、赤ワインの場合は、グリルや煮込んだ赤身の肉、ジビエ、熟成したチーズと合わせてみてください。
#03
ワイナリーについて
「トゥネッラ」はイタリア・フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州 に位置する1986年創立の家族経営ワイナリーで、現在3代目です。
トゥネッラという名前の由来は、地名にあります。
ナポレオン公文書館に保管されている1836年の古い地図には、現在のワイナリーの土地が「アントネッラ」と記されており、当時のオーナーが大変気に入ったためワイナリー名を「トゥネッラ」としたそうです。
気候:
コッリ・オリエンテーリのユニークな気候と、地元で「ポンカ」と呼ばれる、フリウリ特有の、泥灰土と砂岩が組み合わさった柔らかい土壌で育つブドウから造られるワインは、しっかりとした骨格とミネラルが魅力で、世界中でその素晴らしさが認知されています。
国際的な受賞歴:
フリウリのTOP4ワイナリーにランクイン/ワインスペクター
栽培:
トゥネッラの畑では、品質向上のため、剪定、新梢の選択、除葉、房の間引き、収穫などの作業のほとんどを手作業で行っています。
また、ヨーロッパの規則に従って、ブドウ畑での総合的な害虫駆除プログラムに取り組んでおり、すべての植物検疫の実施による環境への影響を大幅に軽減しています。