メンチカツとワインペアリング
メンチカツとワインペアリング
オリジン弁当のお惣菜、メンチカツとワインでペアリング検証。
キャベツもたっぷり入っているため、肉肉しさだけでなく野菜の甘みも感じるメンチカツです。ソースをかけてビールと一緒にいただくのは最高ですが、ワインだって負けていません!ソースだけでなく醤油や塩で食べ比べながらベストな組み合わせを探ります。
今回は泡、白、赤の3種類で相性の良さを実際に検証しました。
肉の脂の旨みをワインの果実感と酸が引き立てる
フランス産「ギュスターヴロレンツ リースリング」は、グレープフルーツやライムの果肉のようなジューシーさと酸味を持つ飲みごたえのある白ワイン。揚げ物にも負けないと踏んで合わせてみましたが正解!ブドウが持っている透明感のある甘みが肉の脂の風味をより引き立て、酸が口の中をさっぱりさせてくれます。食べる際は醬油+辛子がおすすめです!
品種:リースリング100%
黒ブドウのコクがあるからメンチに負けない
スペインのカヴァ「モルトネグレ」は黒ブドウのトレパットを使用しているため、ベリーの様な風味とコク、わずかなタンニンも感じられます。この果実感、風味、ボディがあるからメンチカツに負けません。醤油でいただくメンチと合わせれば、もう一口食べたくなるような組み合わせに。肉の香りが気になる方も、このペアリングなら大丈夫かも⁈
品種:トレパット100%
ペアリングの共通項は香ばしさ
「アルマローザ ピノ・ノワール」はアメリカ・カリフォルニアでも涼しい地域にあるワイナリーで造られているため、酸が綺麗に出た骨格のあるワインに仕上がっています。海の近くということもありミネラル感も感じ、樽の使い方も上品。メンチには醬油をつけて合わせてみましたが、これぞマリアージュという組み合わせに!豚肉や野菜の甘さ、醤油の少しひねたような風味が、ブドウの完熟度による果実味と樽のニュアンスに自然に寄り添います。このペアリングのキーは醤油。ワインと料理を繋ぐ調味料は大事なポイントです。
品種:ピノ・ノワール100%
まとめ
この記事を書いた人
栃木県出身。アパレルや医療関係と、お酒とは関係のない仕事をしていたが、「この仕事をずっとやって生きていくのか」と自問自答。本当に好きなことを仕事にすべく、社長にラブレター作戦で柴田屋に無事入社。今は広報としてそして、柴田屋のいちファンとして、日々会社の魅力発信に勤しむ。無人島に何か1つだけ持っていけるとしたら、無限に尽きないシャンパーニュがいい。